
Javaを学ぶ最初の一歩は「基礎文法」の理解から始まります。
これは言い換えれば「Java語で文章を書くための文法」を覚えることです。英語を学ぶときにアルファベットや単語、文の構造を覚えるのと同じように、Javaを扱うためにはそのルールを学ぶ必要があります。
この章では、Javaでプログラムを書く上で最も基本的な構文を取り上げます。
プログラムの始まりであるメイン関数の書き方、コンピュータにメッセージを表示する方法、ユーザーからの入力を受け取る方法、そしてコード内でメモを残す「コメント」の書き方まで、プログラミングの基礎となる重要なポイントを丁寧に学習します。
これらを学ぶことで、実際に自分の手でJavaのコードを書く準備が整います。プログラムが動いたときの喜びを感じられるようになるのは、まさにこの章からです。
レッスン1の学習項目一覧|Javaの基本を段階的に理解
以下の順番でJavaの基礎文法を段階的に学んでいきましょう。各リンクから詳しい解説とサンプルコードをご覧いただけます。
レッスン1-01:JAVAの入り口~初めてコードを書いてみよう~
このページでは、Javaで最初に書くべき「丸暗記構文」と呼ばれる基本のコードを学びます。
また、コンソールにメッセージを表示する「System.out.println」、キーボードから入力を受け取る「Scannerクラス」、そしてプログラムの読みやすさを向上させる「コメント」の書き方についても解説します。

レッスン1-02:変数と定数を理解しよう
データを一時的に保存するための「変数」、変更できない値を保持する「定数」、それぞれが持つ「データ型」について学びます。
データの扱い方を知ることで、柔軟なプログラムが書けるようになります。

レッスン1-03:四則演算をしよう
プログラムで計算を行うために必要な「足し算・引き算・掛け算・割り算」といった算術演算子を学習します。
演算子の種類や使い方、注意点などもあわせて解説しています。

レッスン1-04:文字列を操作しよう
文章や文字を扱う「文字列」の取り扱い方法を学びます。
文字列を宣言する方法、便利な操作メソッドの使い方、入力された文字列を加工する方法など、実践的な内容を紹介しています。

レッスン1-05:乱数を生成しよう
Javaで「ランダムな値」を生成するにはどうすればよいのか、import文の使い方とあわせて学びます。
ゲームやパスワード生成などに活用できるテクニックです。

確認問題1-☆1:ランダムなパスワードを生成しよう
ここまでの学習内容を活用し、簡単なプログラムを自力で作成する練習問題に挑戦します。
理解度の確認に加えて、実践力も身につきます。

レッスン1のまとめ|基礎文法をマスターする第一歩
「レッスン1:基礎文法編」では、Javaでプログラムを書くための土台となる知識を一通り学びました。
出力や入力、変数の使い方、演算、文字列の扱い方、さらにはランダム処理まで、これらはすべて今後のレッスンでも何度も登場する重要なスキルです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ひとつずつ理解を積み重ねていくことで、確実に自分でプログラムを組めるようになります。
焦らず、丁寧に、そして「できた!」という達成感を大切にしながら、次のレッスンに進んでいきましょう。