
プログラミングの世界では、同じ処理を何度も繰り返すことがあります。
そのたびに同じコードをコピーして書くのは非効率ですし、ミスの原因にもなります。こうした問題を解決するのが「メソッド」です。
メソッドは、処理のかたまりに名前をつけて何度でも呼び出せるようにしたものです。
Javaにおいてメソッドを理解し活用できるようになると、プログラムの見通しが良くなり、保守もしやすくなります。
この章では、メソッドの定義方法や使い方、値の受け渡し、戻り値の処理、そしてオーバーロードやジェネリクスといった少し発展的な内容まで、順を追って学びます。
自分のプログラムをよりスマートにするための、大切な第一歩です。
Javaメソッドの学習項目一覧|引数・戻り値・オーバーロードもカバー
この章では以下のトピックを順に学習していきます。
各リンクをクリックして、詳細とサンプルコードを確認しましょう。

レッスン3-01:メソッドの基本を確認しよう
メソッドとは何か?どうやって定義して使うのか?といった基本的な部分を解説します。
引数の使い方や、呼び出しのルールもここで押さえます。
レッスン3-02:メソッドの戻り値を理解しよう
メソッドから値を返すために使う「return文」について学びます。
戻り値の型や、戻り値がない(void)の場合の使い分けについても解説します。
レッスン3-03:真偽値を返すメソッドを理解しよう
条件に応じてtrueまたはfalseを返すメソッドの作り方と、その活用方法を紹介します。
プログラムの中で判断を任せる仕組みが作れるようになります。
レッスン3-04:メソッドのオーバーロードを理解しよう
「同じ名前のメソッド」を引数の違いで複数作ることができる「オーバーロード」の概念を学びます。
効率的で柔軟なコードが書けるようになります。
レッスン3-05:ジェネリクスの基礎を理解しよう
データ型を指定せずに、汎用的に使えるメソッドを作るための「ジェネリクス」を初心者向けにわかりやすく解説します。
レッスン3の確認問題
これまで学んだメソッドの使い方を活かして、簡単なゲームを自分の力で作成する実践問題です。
楽しみながら理解を深めましょう。
レッスン3のまとめ|メソッドでコードを効率化する力をつけよう
「レッスン3:メソッド編」では、Javaにおけるメソッドの基本と、その活用方法について学びました。
メソッドを使いこなすことで、コードの再利用性が向上し、バグが減り、プログラムが読みやすくなります。
今後の学習でもメソッドは頻繁に登場します。
ここでの理解がしっかりしていれば、より複雑な内容にも自信を持って取り組めるようになります。
少しずつでかまいません。焦らず、自分のペースで「できる!」を増やしていきましょう。